家計簿を始めようと思ってネットやSNSで調べ始めたはずなのに、
気づいたら検索することに疲れていませんか?
「家計簿のつけ方」と検索すると、次のような記事が次々と出てきます。
- まずはノートにつけましょう!
- アプリやExcelなら分析がラク!
- 項目は自分に合ったものを選びましょう!
- 項目が多すぎたらダメです!

結局、家計簿ってどうつければいいの?!
混乱してしまうのが当たり前なくらい、情報があふれかえっています。
また、いろんなやり方を試しすぎて逆に家計簿のつけ方がわからなくなっている人もいるでしょう。
家計簿が続かない人ほど、最初から「ちゃんとやろう」としすぎなんです。
とても素晴らしいことだけど、それが疲れの原因にもなってしまっています。
この記事では、次のことをお話しています。
- 家計簿が続かない本当の原因
- 自分にピッタリな「家計簿の正解」の探し方
家計簿のつけ方は100人いたら100通りのやり方があるほど、人によって違います。
だからこそ悩む人が多いところでもあります。
検索して家計簿のつけ方を探す日々は、今日で終わりにしましょう。
家計簿が続かないのは「意志の弱さ」ではない
多くの人は「家計簿が続かない=自分の意思が弱い」と思っていますが、それはちがいます。
まず最初にお伝えしたいことは、新しいことを習慣にするというのは本当にすごいことなんです。
家計簿の話から少し脱線しますが、習慣についての話を1つさせてください。
例えば、みなさんは夜寝る前の歯磨きを「当たり前の習慣」としてやっていませんか?
それは小さいころから毎日続けてきたからこそ、当たり前になっているんです。
では、なぜ習慣化するまで毎日続けることができたのでしょうか。
一番大きな理由は「続けられる環境」があったからです。
- 歯磨きをしないと親から怒られる
- 保育園や学校では先生たちにうながされて周りの友だちもみんなやっているから、自分もやらなきゃいけない
こうした「続けられる環境」に身を置くことは、何かを習慣化するのに大きな効果をもたらします。


しかし、これから習慣にしようとしている家計簿はどうでしょう。
やらないと誰かに怒られるわけでもない、周りの人みんながやっているわけでもない。
つまり「続けられる環境」が整っていないんです。
それを自分の意思の力だけで習慣化しようとするのは、かなり大変です。
あなたの意思が弱いから続かないのではなく、意思の力だけで続けられる人の方がレアなんだということを覚えておいてください。
まだ習慣になっていないことが続けられないのは意思の力ではなく、環境のせいです。
なのでまずは「家計簿を続けられる環境」を作っていきましょう!



だからその家計簿のやり方を探しているの!
と言いたくなるかと思います。
しかしネット上にあふれている家計簿のやり方をマネしても、「家計簿を続けられる環境」が作れるとは限りません。
その理由を次の章でお話します。
「正解」を探すほど、家計簿は続かない
WebサイトやSNSには、家計簿のつけ方に関する情報があふれています。
どのやり方も「誰かにとっては正解」のやり方であり、「誰かにとっては不正解」のやり方です。
その家計簿のつけ方が自分に合っているかどうかは、実際にやってみないとわかりません。



すべてのやり方を試してみるなんて、
どれだけ時間があっても足りない
まだ習慣になっていないことを当たり前の習慣にするのは、どうしても時間がかかります。
それなのに「自分にとって正解の家計簿」をネットで調べてばかりでは、習慣化までの時間がどんどん遅れていってしまいます。
そもそも、あふれかえった情報の中から正解のやり方を見つけるのは、家計簿をつけたことがない人には難問です。
- 情報が多すぎる
- みんな違うことを言っている
- 1つ1つの説明を読むのに時間がかかる
どれだけ探しても「あなたにはこのやり方がピッタリ!」なんて情報は出てきません。
家計簿のやり方をネットで調べるのは、一旦やめましょう。
次の章では家計簿をつけるときの「考え方」を。
さらにその次の章では「シンプルすぎる家計簿のつけ方」を解説します。
ノートでもアプリでも、どの家計簿を選ぶにしても、家計簿をつける上でベースとなることだけをお伝えします。
家計簿を続けるコツは「まず習慣化すること」です。
習慣化さえしてしまえば、後からやり方を変えても続けることができます。
つけ続けた家計の記録さえあれば、分析なんて後からいくらでもできます。
まずはとにかく記録を増やしながら、習慣化を目指しましょう!
家計簿で大事なのは「完璧」よりも「ラクで簡単」
みなさんは何のために家計簿をつけますか?
- ムダな支出を見つけて節約するため
- 支出を減らして貯金を増やすため
だいたいの人はどちらかに当てはまるのではないでしょうか。
つまり「何にいくら使っているか」さえわかればいいのです。
細かく完璧に、金額のズレがないように家計簿をつけようとするのは「家計簿を完璧に仕上げること」が目的になってしまっています。
本来の目的は「減らせる支出を見つけること」です。
そのために重要なのは家計簿を「つけ続けること」であって、「完璧に仕上げること」ではありません。
続く人の家計簿には「迷わず書ける」という特徴があります。
1行の家計簿をつけるのに10秒もかかりません。
逆に家計簿が続かない人は、1行の家計簿をつけるのに、いくつものタスクがあることが多いです。
- どの項目に振り分けるか迷ってしまう
- どの支払い方法・どこのお店・何のために買ったものかなど、詳しい情報を細かく書く
- スーパーで買った野菜やお肉などの食材1つ1つを、1行ずつ家計簿に書く
こんなことしていたら、疲れて続かなくなるのは当たり前です。
もっともっとシンプルにしていきましょう!
分析や反省は、最低でも1ヶ月は家計簿をつけた後にやることです。
まずは「家計簿をつけることに慣れる」を目標に、ラクな方法でやっていきましょう!
今日からできる!3ステップの超シンプル家計簿
家計簿はシンプル・イズ・ベストです。
必要な情報だけを記録していきましょう。
ステップ① 家計簿を準備する
正直、ノートでもアプリでも家計簿は何でもいいです。
ただし、準備に時間がかかるものは避けましょう。
例えば次のようなものは初心者の方にはおすすめしません。
- 設定に時間がかかる家計簿アプリ
- 買いに行くのに時間がかかる場所に売っている家計簿やノート
こだわりが無ければ、まずは次のどちらかに書きましょう。
- 普通のノート
- 見開きで1ヶ月分が見れるスケジュール帳


初心者の方はまず「書くことに慣れる」が最優先です。
機能性の高いアプリや家計簿ノートは、手順が多くなって続かない原因にもなります。
1ヶ月〜3ヶ月くらいは「ただ記録する」ことだけに集中しましょう。
【ステップ①でやること】
普通のノートか、見開きで1ヶ月分が見れるスケジュール帳を準備する
ステップ② 1行に3つだけ書く
お金を使ったときに書くことは3つだけです。
- 日付
- 項目や買ったモノ
- 金額


日付はお金を使った日、金額は使った金額なのでそのまま書きましょう。
項目や買ったモノを書くところで悩む人が多いかと思いますが、とりあえず「何に使ったのか」さえわかればOKです。
例えば、こんな感じ。
- お弁当を買ったら、「お弁当」や「食費」と書く
- スーパーで食材を買ったら、スーパー名とレシートの合計金額を書く
- ドラッグストアで日用品やお菓子、化粧品を買ったら、ドラッグストア名とレシートの合計金額を書く



ざっくりしすぎでは?
と思った人もいるでしょう。
これが家計簿を続けるコツです。
「食費・日用品・医療費・交際費・ぜいたく費に振り分けましょう!」というやり方はよく聞きますが、初心者の方はここで悩みやすいです。
悩むくらいなら、最初は振り分けなんてする必要はありません。
悩まず書くって、かなり大事です!
確かに、項目ごとに使っている金額がわかった方が、予算を決めたり、支出をしっかり見直したりできます。
しかし、初めての家計簿ではまず「家計簿をつけることに慣れる」が最優先です。
項目ごとに振り分けるのは、慣れてきたころでも遅くありません。
家計簿をつける時のルールが最初から複雑だと、挫折しやすくなってしまいます。
ルールは少しずつ、自分に必要なものだけを後から追加していきましょう。
【ステップ②でやること】
日付、項目や買ったモノ、金額だけを悩まずに書く。悩むようなルールは作らない。
ステップ③ 毎日、家計簿を開く
まだ家計簿を習慣化していないうちは、どうしても家計簿をつけることを忘れがちです。
人間は忘れる生きものなので、仕方ありません。
なので忘れないための対策として、お金を使った日も、使っていない日も、家計簿は毎日開きましょう。
習慣化さえしてしまえば、家計簿をつけることは苦になりません。
そして最速で習慣化するためには、「毎日やる」ということが効果的です。
- お金を使った日には、ステップ②の内容を書きます。
- お金を使っていない日には、NMD(ノーマネーデイ)と書いたり、シールを貼ったり、
使っていないことがわかるように記録をします。
「家計簿をつける」よりも、「家計簿を開く」を先に習慣にしていきましょう。
「家計簿を開くことを忘れそう」という人は、忘れないように次のような対策がおすすめです。
- 大きな字で「今日の家計簿を開く」と書いた紙を、家の目につく場所に貼る
- スマホのリマインダーを設定する
習慣化するまでは「習慣化しようとしてる」ということを覚えておく必要があります。



私は今、家計簿を開くことを習慣化しようとしているんだ!
紙に書いたり、リマインダーを活用したりして、習慣化しようとしていることを忘れないように、自分の脳の手助けをしてあげてくださいね。
「脳」だけにがんばらせずに、
「道具」を活用していきましょう!
【ステップ③でやること】
家計簿を毎日開くのを忘れないように、紙に書いたり、リマインダーを設定する
家計簿の正解は、あなたの中にある
家計簿のつけ方は人それぞれ。
どれだけネットで調べても、あなたにピッタリのつけ方を見つけるのはとても難しいことです。
先ほど紹介した「3ステップの超シンプル家計簿」は、ネットやSNSで紹介されているすべての家計簿のつけ方に共通している、ベースとなるやり方です。
このベースから、さらに分析しやすくしたり、予算を決めて管理できるようにしたり、様々な機能がトッピングされた家計簿が、ネットやSNSで紹介されています。
機能やルールのトッピングは、家計簿をつけることに慣れてからやりましょう。
まずはベースの家計簿をつけることに慣れることから始めてみてください。
家計簿が続かないのは才能の問題ではなく、まだ習慣になっていないだけです。
習慣化さえしてしまえば、「チャチャっと家計簿つけておくか」と短時間で、当たり前のようにつけられる体になります。
そうなれば、「家計簿つけるの大変」という感情が芽生えることすらありません。
家計簿が当たり前の体質になるように、今日から超シンプルに、まずは家計簿用のノートを1冊、準備することから始めてみませんか?









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